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| 2000.4月2日 「この前みたいな格好はみっともないからやめてください。」 娘たちに強く言われて、ママは顔を出して行きました。 寒い、寒い、風がビュービューです。 「失敗だった!なんと言われても暖かくするべきだった。」 ママは、始まる前からお疲れ気味です。 お散歩の練習から始まって、左にきちんとつく練習。 ぷりんはどうしても斜め前になってしまいます。 すると、お姉ちゃんがツツツーッと寄っていってカンペキ。 ママと次女は「ちょっと違うんじゃないの?」とお口ばかり達者です。 後でお姉ちゃんに言ったら「やってる方は大変なんだから・・・・。」と怒られてしまいました。 そして、ハンドラーを変えての練習。飼い主以外の人にもきちんとついていけるようにとのことでした。 M先生がおっしゃいました。 「3日前、有珠山噴火がありました。犬達は避難できないままです。今日あたりからケージが運び込まれて救助にあたっています。 阪神大震災の時も飼い主以外の人になつかない犬は救助されずに悲しい運命をたどりました。他の人の指示に従える犬は生き延びられます。」 私たちも北海道からの中継を見ながら、置き去りにされて地震のたびにおびえる犬達や馬や牛をそのまま残すことが出来なくて避難しかねている人たちの映像を見てきました。 「この犬達はどうなるんだろう。」とみんなで話をしていたので、このレッスンには気合いが入ってしまいました。 けれど、ぷりんは元気者。 他の人にはポンポンするし、どうなることかとハラハラでした。 そんな私たちの気持ちを察してかハンドラーになってくれたのは、ポチの会でいつも進行役を務めてくれるIさんです。 犬になれているとはいえ、Iさんにポンポンするぷりんを見ると申し訳なさでいっぱいです。 後でIさんが「ラブはパワーがすごいってパピーの教室などで話すのですが、こうやってハンドラーになるとやっぱりすごいと思いました。」と言ってました。 私たちの町は過去2回、大洪水に見舞われ壊滅的な被害にあっています。2年前も一部地域で床上浸水の被害が出ました。 子供達の通っている中学校の庭などは湖です。 お友達のHさん宅も被害に遭いました。新築のお家なのにかわいそうでした。 ゴールデンのK君は、泥まみれで動物病院に避難しました。 その近くにパパの会社に勤めているG君の家があります。そこにも水がヒタヒタやってきて、ボートを出してもらって脱出したそうです。 その時、飼い犬も乗せようとしたら消防の人に「犬は泳げるでしょう。」と言われたそうです。 G君は「うちの犬は泳げません。」とガンと言い張って一緒にボートに乗せたそうです。 夜パパと「もし我が家でそういうことになったらどうする?」と話しました。 パパは「ぷりんも連れてどこか遠くへ車で逃げるか、それが無理ならもろ共だ。」と言いました。 ママもその考えに賛成です。でも、そんなことのないように、被害にあった方々が早く立ち直れますように祈らずにはいられません。 |