ためいき

1999.12月

 
ぷりんは、演技派です。その表情の豊富さはすばらしい。いつも私たちは、それにだまされてしまいます。

ぷりんは毎朝、ママの朝食のパンの耳をもらいます。
ママがごはんにしようかとイスに座ると、サーッととなりにおすわりです。そして、つぶらな瞳でジーッとママを見つめます。
よだれはダラダラ滝のよう。

ここでママが負けてしまったからもうだめです。パパに叱られながらも、パンの耳はぷりんのものとなってしまいました。
「おしまい。」と言うと「ほんと?」という顔をします。そして、お手なんかして見せます。
ママがコーヒーを飲み始めると「こりゃだめだ。」わざとらしい大きな”ためいき”をフウーッとついて窓の所へ行きます。
その時もオーバーに立ち止まりながらママを何度も見ます。

毎日変わらぬ光景です。
これ以上の演技の上達はなさそうです。
でも、ママを落とすにはこれで十分です。