1号の想いでB

1999.3月

 
1号は、朝パパとお姉ちゃんとお散歩に出かけていました。朝6時になるとパパは、お姉ちゃんを起こします。今まで朝寝坊だったお姉ちゃんですが、毎日頑張ってぷりんとお散歩に行きました。

パパと二人でお話ししながら行くのでしょう。朝はとにかく苦手のママは、それに参加したことはありませんでした。

受験勉強やテストの前で夜が遅くてもよく続いたものだと、パパと二人でほめていました。(本人に言うとつけあがるから言わなかったけど)

1号が死んで火葬に連れていくときに、泣きながら「パパ、ここもお散歩で通ったよね。」「ここで、ぷりんはうんちしたね。」
いろいろ話をしていました。

その話を聞きながら、ママはちょっと淋しい気がしました。なぜなら、ママはあまりぷりんとの散歩を楽しんでなかったからです。ママは、どのようにぷりんに接していいかわからなくて、それに、ほとんどの世話はパパとお姉ちゃんだったので、1号については”あずかりもの”的な対処だったのかもしれません。
今度は後悔しないように、精一杯かわいがろう。その時、ママは心に決めました。

1号が死んで、お姉ちゃんもぷつっと切れてしまったのかなんだか、お口ばっかりで、それからは朝の散歩もパパ一人になってしまいました。

お姉ちゃん、何とかしなさいよ!!もう。