ぷりんになりたい

1999.3月

 
受験勉強がいやになってきた長女や、テストが近い次女は、最近いつも言います。
「私、ぷりんになりたい」勉強しなくてもいいし、寝てればおりこうさんってほめられるし、適当にお手なんかしちゃえば、わあ、かわいいって、おやつをいただけるし、etc・etc。

ママだって、時々ぷりんになりたいと思うことがあります。「おまえには、苦労ってものがあるのかい?」「人間って言うのは大変なんだよ。」そういうママだって大した苦労があるわけじゃないけれど、やっぱりぷりんになりたいときがある。

先日、お友達のNさんがお茶を飲みに来て言いました。
「もし、人間じゃない生き物になれって言うんだったら、犬になりたい。それも、この家のぷりんになりたい。だって、広いリビングひとりじめだし、お散歩もいっぱいしてもらってるし、おいしいもの食べさせてもらっているし、病気になったらすぐ病院に連れていってもらうし、私は、絶対ぷりんがいい。」

ほめられたんだか、何だか・・・・。でも、ぷりん、あなたは幸せなんだと思うよ。みんなにかわいがってもらって。

時々、ぷりんの寝顔を見ながらパパとママは話します。
「ぷりんは幸せだと思ってるよね。」「うちの子になって良かったって思っているよね。」「でもさあ、うちしか知らないんだから、ぷりんにとっては、これが普通なんじゃない?」

かわいがわれているお返しは、うんとうんと長生きすることだよ。