− うき釣りのおもしろさ −
 うき釣りのおもりしろさは、何と言ってもうきが沈む瞬間に凝縮されています。海の上に漂ううきが、水中に沈み、滲んでいく光景。何とも言えない趣があります。
 クロソイをねらう場合、ワーム釣り、探り釣り、投げ釣りなど様々な釣り方があるわけですが、うき釣りは正直、効率的ではなく釣れない釣り方だと思います。しかし、私としてはうき釣りの1匹ほどうれしい1匹はありません(笑)。
この気持ち(おもしろさ)を言葉で表現するのはなかなか難しいので、まだやったことのない方はぜひ1度やってみて下さい。きっと、あのうきが沈み滲んでいく光景にはまってしまうと思います。
− うき釣りの仕掛け −

← 道糸3号
← うき止め(上) 

← 電気うき3号

スイベル



← うき止め(下)

← おもり タル付1.5号

← ハリス3号
← ケミホタル37
← ハリ 丸セイゴ18号
 道糸
ランカークロソイがヒットした時に、高い防波堤から、あるいは足下のテトラをかわして、魚を引き抜けるように3号を使用しています。これより太くすると風の影響を受けやすくなりますし、飛距離が落ちてしまうので、このあたりが妥当ではないかと思います。素材はくせの付きにくいナイロンが無難です。
 うき止め
これでうき下(=タナ)を調整します。
道糸は3号ですが、うき止めは道糸1号用程度のきつめのものを使用しています。実践上、この方がしっかり止まります。
 
電気うき
これであたりを取ります。えさとおもりの重量、そして飛距離のことを考えると大きさは3号がベストではないかと思います。飛距離や値段だけを考えれば、単3電池のものが有利ですが、竿やラインはできるだけライトな方が楽しいので、リチウム電池のものが絶対お勧めです。

 スイベル
道糸の太さにあったものを使います。
特にこだわりはありませんが、道糸が通る部分が円柱状のものは抵抗が大きく、仕掛けがスムーズに沈まないことがありますので、円状のものが無難だと思います。
 うき止め(下)
このうき止めは結構重要です。
根がかりでおもりまでロストしても、これを付けておけばうきが助かることがあります。また、キャスト時にうきがおもりに接していると、絡まってうまく仕掛けがしずんでいかないことがありますが、その防止にも役立ちます。サイズは当然きつめ(ライン1号用程度)です。
 タル型おもり
3号うきを使用する場合、えさの重量を考慮するとおもりは1.5号が最適だと思います。
3号うきにおもり3号では、うきは浮かびませんので注意して下さい。
 ハリス
クロソイの歯による摩擦や、根ずれに耐えることができると同時に、根がかり時にはここが切れように道糸と同じ3号を使用しています。長さは約30cmです。
 ケミホタル
集魚効果というよりは、えさの位置を確認するために付けています。
これにより、根がかり回避や沈みテトラなどのストラクチャーの発見が可能になります。また、うきの動きよりも先にこれの動きでヒットが分かることもあります。
大きさは視認性に優れた37を使用しています。
 ハリ
丸セイゴかソイバリの18号を使用しています。
これ以上小さいサイズでは、常にのまれてしまいますし、フッキングが悪くなると思います。

実際に私が使用しているの釣り具はこちらです
 竿
長さ11ft(約3.3m)、キャスティングウェイト10〜36gのシーバスロッドを使用しています。
ランカーがヒットしたときに対応できる力と、足下のテトラをかわせる長さ、そして長時間持っていても疲れない軽さを兼ね備えている竿が理想だと思います。かつては磯竿や投げ竿を使用していましたが、磯竿は道糸がガイドに絡まるトラブルが多いこと、投げ竿は重いことから、今はこの竿に落ち着着きました。うき釣りと聞くと置き竿であたりを待つ釣りというイメージがある方もいるかもしれませんが、それではうきが沈んだ時に合わせをいれる楽しみが減ってしまいますし、何より誘いを入れたり、広範囲に探ったりしなければなかなか釣果は上がりません。
 リール
スピニングで、SHIMANOの4000番を使用しています。
防波堤が高い場合には、最後はリールの力だけで巻き上げて取り込まなくてはならないので、それだけのパワーを備えたものが必要です。
− うき釣りのえさ −
 サンマの切り身
私はいつもこれを使っています。
スーパーで安いときに何匹かまとめて買ってきて、3枚におろして冷凍保存しておき、釣りに行く前に必要な分を短冊形に切って持って行きます。1回の釣行で1匹分が目安です。釣具店でも冷凍したものを売っています。
 
どじょう
クロソイのえさと言えばこれという人も結構多いようです。特にベテランうき釣り氏の方は、このえさにこだわりがあるようです。やはり実績があるんでしょう。
サンマでやっていると、どじょうの方から、「それだば来ない。」と言われたこともありました。
 
チカ
明るいうちにサビキでこれを釣って、暗くなったらクロソイのえさに使う方がいます。 同様に小アジも良いようです。
 
アオイソメ
水中で光るし、においが強いので、クロソイにも最高のえさだと某有名釣具店の店長が言っていました。
また、群にあたった時にサンマだと何匹か釣ると食いが落ちてしまうが、そんな時アオイソメに変えるとまた食いが良くなるとも言ってました。ちなみに私は使ったことはありません。
− うき釣りの釣り方 −
本文とこの写真はあまり関係ありません。 代表的なポイントはテトラの際です。根固めブロックや沈みテトラの上も良いポイントです。何もストラクチャーとなるものがない所にやみくもに遠投してもだめです。
 タナは2mから1m刻みくらいで深くしていけば良いと思います。底にクロソイがついている場合でも、底から2mくらいの所にえさが届けば余程の低活性でない限り反応してきます。あまり深く(底近くに)するとドンコが釣れます。もし、ドンコでも良いからうきが沈むのを見たいという時は深くすると良いと思います(笑)。
 釣り方ですが、潮が動いているときはそれにまかせてポイントに仕掛けを流します。べた凪でうきが流れないときは、少し遠くにキャストしてポイントをトレースするようにゆっくり巻いてきます。タナを変えて数回流しても反応がないときには、場所を移動したほうが良いです。ただし、回遊してくるクロソイもいるので、実績ポイントではじっくり粘ってみるのも1つの方法です。実際1カ所で2時間くらい粘り、最後に3匹連続ヒットなどということもありました。
 最後に根がかり対策についてです。うきを流しているときにケミホタルの光を見ていれば見え隠れするので、それを利用して回避します。(見えていたのが見えなくなれば、ケミホタルの手前に何かがあるということです。)
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