ナウル最新情報(2000.9.25現在)

2000.5.25 シドニー五輪の聖火がナウルへ
 
太平洋島嶼国をリレー中のシドニー五輪用の聖火が5月25日、ミクロネシア・ポンペイから
空路ナウルに入った。 

1999.11.8 「秘密銀行化」めざす 島国ナウル!?
 ナウルが南太平洋のスイス目指して動き出した。スイスというと永世中立国として知られるが、
ナウルが目指しているのは、もう一つの「スイス銀行」。これで世界中からキレイな金もそうでな
い金も預かりますという訳である。

 オーストラリアでの報道によれば、ナウルの「スイス銀行化」を指摘したのは、ロシア中央銀行
の副総裁。今年だけで700億米ドルにも上るロシアマフィアの金が、ナウルの銀行に流出してい
ると述べた。ちなみに、こうした金の移動はインターネットを介して行われ、インターネット技術の
進歩が、南太平洋の小国のねらいを可能にしたとされる。
 こうした指摘に対し、ナウルのドウィヨゴ元大統領は否定も肯定もせず、他人には関係のない
ことだと答えたという。

・1999.9.14 ナウル、国連加盟国に
 第54回国連総会が14日開幕し、南太平洋のナウル、キリバス両共和国、そしてトンガ王国
の加盟を正式に決めた。これで国連の加盟国は188ヶ国となった。
3カ国は安全保障理事会
勧告を受け、加盟を承認された。3カ国の国旗が掲揚され、アナン国連事務総長が「国の大きさ
に関わりなく協力しなければならない」と祝いの言葉を述べた。

・1999.6.21 国連安保理、ナウルの国連加盟審議再開
 国連は、ナウルとキリバスの両共和国の国連加盟の申請に対する協議を
再開した。5月の始めに一度協議されたが、ナウルと台湾の間に外交関係があることから中
国の反対で、先送りされていた。

・1999.5.1 ナウルの国連加盟、中国が阻止
 国連安全保障理事会は、ナウルとキリバスの両共和国から同時に出された国連加盟の申
請を協議する予定だったが、中国の反対で先送りされた。中国は
"手続き面の不備"を理由に
しているが、ナウルと台湾の外交関係が影響していると見られる。ただし、加盟を最終的に阻
止する方針ではない模様。

・1999.4.28 ナウル国会で大統領不信任案可決
 ナウル国会でバーナード・ドウィヨゴ大統領の不信任案を可決。新大統領にネオ・ハリス氏を
選出。ハリス氏は1977年以来、国会議員を務めている。数日内に新内閣も発表される模様。

・1999.4.12 ナウル、英連邦正式加盟国へ
 ナウル共和国のバーナード・ドウィヨゴ大統領は、5月からナウルが英連邦の正式加盟国に
なることを各国から同意を得たと発表。これまでは首脳会議に参加資格のない特別加盟国だ
ったが、近隣諸国が英連邦加盟国であることから、経済関係などの強化のために加盟を決め
た。


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