第一回 

姫 大地に立つ!

目を開けると、目の前に赤い絨毯。ログイン成功。

とりあえず、目の前の人達に話を聞く。

まず、”長老”に、話を聞くのがよいらしい。

さっそく”長老の木”を探す。 長老の木というだけあって、さすがに大きい。

長老と何度か言葉を交わす。

あとは、周りにいる人の話でも聞きながらすごそう。

そう思って、辺りをぶらつこうとしたとき・・・・・・

かいちょう「を!ひめさま!?」

いきなり怪しい集団に囲まれる。

なぜか皆名前が”かいちょう”。 4人の”かいちょうず”に、あっという間に逃げ道を塞がれる。.

嗚呼うっとうしい!4人でしゃべるしゃべる。

もうこっちのメッセージなんてひょうじされない(ちょっと誇張)

こら!そこで見ているヤツ!助けにはいらんか〜い!!

などと思いつつ、冷静に(ちょっとうそ)突破口を探る。

!あそこは抜けられる! 素早く囲みを抜ける。 脱出成功。

追跡をかわすため、わき目も振らずに町の中を走る。(スキル早足=ない)

何とか振り切る事に成功。(追いかけてこなかったと言う説あり)

最初からこんなじゃ、先が思いやられる。やれやれ。

 

 

 

第2回

次元の狭間

ふと気がつくと、人の気配が無い。

いつも誰かがたむろしている、長老の木の下にも誰もいない。

おかしい。 が、こんな日もあるのだろうと思い、とりあえず”羽”を使い、移動してみる。

やはり誰もいない。おかしい。人の気配がまるで無い。どうした事だろう。

思ったよりはやく世界が滅んだのだろうか? 世界を救う勇者とやらは現れなかったらしい。

などと馬鹿なコトを考えつつ、人のいない町を探索することにする。

鉱山の町の店の横に、ITEMが落ちている。 けっこう強力な武器、防具等だ。

ふむ。まあ誰かが置いていったものだろう。立ち去ろうとしたその時、武器が増えた。

ん? 数え間違ったのか? いや・・・・確かに増えた。これはいったい・・・

見る間に店の横が武器、防具で埋まって行く。

ふ〜む。 ここまで増えるのなら、ついでに少しもらっていくか。

エクスカリバー、サファイアリング、オーロラメイル、オーロラの盾、爆速の指輪・・・・

次々出てくる。 が、とりあえず必要なものは揃った。 始まりの町に戻ってみるか。

始まりの町も相変わらず人の気配が無い。おかしい。とっくに誰かいてもいい時間なのだが。

伝言板近くの武器やの横で、またもITEMの泉(勝手に命名)発見。

お! すべての武闘家の垂涎ITEM”鉢巻”が出現! 速攻でGETする。

これさえあれば火山の骸骨も、指先ひとつでダウンさ。

次に出てきたのはマグマプレート、マグマヘルム。 こいつがあればドラゴンも蟻みたいなもんだ(強気)

もはやこれ以上のものは出てくるまい。ひきあげるか・・・・ん?そんな。。。あれは!・・・アンテナ!?

ふ・・・・やはり日ごろの行いを見ている人は必ずいるのだな。

ありがたく頂戴し、次の町へ向かった。

第3回

某国の王子

私がその人を知ったのは、町の伝言板を何気なく見ていたときだった。

どうもだれかにふられたらしい。そんな事が書かれている。

別にその時は気にもとめなかったが、あちらこちらの町でかなり有名な話らしい。

たいがいの伝言板にそのことが書いてある。まあ、この世界もいろいろな人間模様あるものだ。などと思いつつ噂

を集めてみたりする。人の不幸は確かに蜜の味だ。

噂の本人とあったのは、それからしばらく経ってからだった。そう、はじめは ごく普通だった。しかし、日を追うごと

に少しづつ壊れて行くのが分かる。

だんだん「ある言葉」によって、かなりの確率で壊れることが判明。

みんなに壊されまくる。良い玩具のようだ。そのうち、風の噂で、ある団体に入団したことを知る。

犯罪紛いの(犯罪か?)集団らしい。しかし本人は「入ってない。何かの間違いでしょう。」とシラを切り通す。

その団体の公式発表では、かなりの実力者らしく、幹部候補ということだ。もはやどの町に行っても知らないものの

居ないほどなのに、最後まで認めなかったが。

そのうち新しい噂が流れる。「どうも子供ができたらしい。しかも猫。その子はどうも父親を探しているらしい。」どう

も母親は私の知っている人(?)のようだ。

最近見かけないと思ってはいたのだが、こんな事になっているとは。

母親は子供をのこして、放浪の旅に出たらしい。かなりショックを受けたようだ。

当の本人は「そんな馬鹿な。身に覚えがない。」と言ってはいたが、かなり動揺している。

まあ 間違いはないだろう。そのうち 更に姉妹がいることが判明。更に動揺していた。

まあ日頃の行動を見ていれば、そのぐらいはあるだろう。しかし、更に愛人がいることが判明。そちらにも子供がい

るらしい。(ストーリー(?)的には、こちらが正妻らしい)

どんどん膨れあがるセ(ゴフゲフ)ファミリー。

まあ、もうLSにはいないからこの話を知らない人もいるだろうが、後世に伝説(?)として残すのも良いのではない

だろうか。

 

第4回

鬼畜を継ぐ者

その男は語る。

「ええ、あれは高校生のときでしたね。同級生の女の子を家に呼んだんです。

いや、理由はたいした事は無かったと思います。

まあ最初から理由なんてどうでも良かったですからね。

はじめは普通に流行の音楽を聞いたり、TVゲームをしたり、たわいの無い話をしたりしてすごしてました。

その娘は別に、つきあってるとか、特別好きとか、そういうんじゃないんですが。

私は頃合を見はからって用意していた物をとり出しました。そう、お酒です。

もちろん高校生の私たちが口にしていいものではありません。

彼女は初めは拒否しましたが、私が強引に進めますと、少しずつではありますが、飲み始めました。

私は自分が飲むペースを彼女に悟られないように落し、逆に彼女に少しずつすすめるペースを上げていきました。

やはり彼女はお酒は初めてだったらしく、自分のペースで飲むという事は出来ません。

私のすすめるままにどんどんコップを空けていきます。

ええ、飲み始めてから小一時間ほど経った頃でしょうか。彼女はもはや前後不覚になってましたよ。

後は簡単です。彼女はほとんど抵抗らしい事も出来ずにいましたからね。

かえってつまらないくらいでした。

ああそうそう、彼女初めてだったらしいです。

酔いが覚めてきて状況を把握し始めるとさすがに驚いたらしく、泣きじゃくりはじめました。

私は”一応”優しい言葉をかけ、涙を拭いてやり、落ち着かせ、家まで送ってあげましたよ。

もちろんそれは彼女に対して特別な感情があったからという訳ではなく、あとあと騒がれるのはまずいので、

なるべく優しく接し、彼女自身に納得させるための演技でしかありませんでしたが。

え?その後ですか?ええ学校では普通に顔をあわせてましたよ。

その後も別につきあう訳でもなく普通のクラスメイトとしてね。

だってそうでしょう?クラスにはまだまだ女の子がいるんです。一人に縛られる訳にはいきませんからねえ。」

そう言いながら彼はその当時の事を思い出したのか、ニヤニヤ笑っていた。

え?彼の名前ですか?さすがに名前をここに書く訳にはいきません。

いくら彼が鬼畜であろうとも、”一応”プライバシーというものがありますから。

どうしても知りたいですか?ではしかたありません。

イニシャルだけここに書いておく事にします。

彼はこちらの世界では「K」とよばれています。

もし彼に会っても、決してここに書かれている事に触れてはいけません。

彼女と同じ目に逢わされるかもしれません。しかももっと強引な手段で。

ああ、あなたが男であっても彼は気にしません。

もはや彼にとってはたいした違いでは無いのですから。

 

第5回

暗黒バレンタイン

もう当の昔に過ぎ去ってしまったバレンタインデー。

そんな中、ひょんな事から「聖バレンタイン」の名を持つダンジョンへ向かう事になった。

パーティは4人。私以外のメンバーはイニシャルだけ書いておきましょう。

一人目は”Y”。今年は一つもチョコをもらえなかったと嘆いている。

二人目は”M”。まあ、多くは語るまい。

三人目は”O”。なにやら張り切っているようだ。

噂によると、そのダンジョンの奥深くにてチョコレートを交換し合うと何かが起こるらしい。

しかし、誰もそのイベントの結果を語るものはいない。

その謎を解くべく、ダンジョンへと向かう。

ここには、LVの高い敵が魔法をバンバン撃ってくるらしいというタレコミがあったので、

それなりの装備を施し、中へ突入。

噂に違わぬ敵の数とその攻撃。RM装備のため、ダメージはさほどではないが、蓄積する。

しかも毒の砲台が要所要所に設置されている。

これは食らうとかなりの痛手をうける。”スコーピオン”の称号により、効果は半減するが、

それでも40前後のダメージだ。その他にも地獄砲台も設置されている。

なぜここまでして侵入者を拒もうとするのか?

それほどまでにこの奥には大変な秘密が隠されているというのか・・・?

幾度もの窮地を乗り越え、迷宮の最深部へ到達する。

さほどの広さではないが、無気味な静けさが漂い、言い様の無い緊張感が辺りを包む。

”O”が用意してきた「てづくりちょこ」が床に置かれる。

私は何が起こっても対処できるように気を配りながらそれを拾い上げた。

その瞬間、辺りを妙な色の光が包み込んだ。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

私は「てづくりちょこ」を床に置き、”O”に無言で拾うように促す。

”O”も「それ」を体験したらしい。

そして”O”から”M”へ受け渡される「てづくりちょこ」

さらに”Y”へと受け渡される。そこで”Y”が気がついた。

「これ、自分から自分へ渡したらどうなんですかね・・・?」

そして3人の止めるまもなくその恐ろしい考えを実行に移す”Y”

「ぎゃあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・」

”Y”の絶叫がその部屋に響き渡る。

その顔は紛れも無く日野日出志に描かれていた。

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